幕末ヴァンパイア
スパーーーーーーン!!
襖が勢いよく開いた
と思ったら人がなだれ込んできた
「誰?」
「「「………////」」」
何故か私の顔を見た瞬間、
皆顔が真っ赤になった
「……聞いてる?」
なんだ?
石化したのか…?
私はメドゥーサじゃないんだぞ?
鈍感な彼女は自分の美貌が男達を顔を赤くさせている原因だと気づくハズがなかった
「おい、しっかりしやがれッ!」
「「「ハッ!!」」」
男の一喝で男達は目が覚めたようだ
「で、…誰?」
「「「それはこっちの台詞!!」」」
「?」
「あー…降りてくれねぇか?」
私は素直に男から降りた
「えーっと、
君は今トシに何をしようと……?////」
一人の男が前に出てきた
少し浅黒い色をした
やさしそうな雰囲気をもった人だ
タレ目が特徴的だ
「?
食事をしようと……」
そう、人間の血は私の命にたずさわっている
命に直結しているのだ
人間の血がなければ死ぬ
「「「なっ////?!」」」
男達の顔がりんごみたいに赤くなった
なんか変なことを言ったか……?
「そ、そそそそのようなことを女子が言っちゃいかんっ////!」
?
は?