幕末ヴァンパイア
私は高校に入学し、新しい友達ができ
楽しい高校生生活を送っていた
そんなある日のことだった
うとうとと、眠りに入った私は夢を見ていた
私は花畑にいた
周りを見渡せば、誰もいない
「お母さーん、おとうさーん?」
返事がない
「かをりー、ひろとー、あつしー?皆どこー?」
大声を出して親友達を呼ぶ
誰もいない
自分の声が響くだけだ
誰もいないという虚無感に涙がうっすらと滲む
私しかいないのかな…
皆どこ行っちゃったの…?
もう一度、私は呼んでみた
「お母さーん、おとうさーん、
かをり、ひろと、あつし皆どこ「「「ココダヨ」」」
「え?」
声が足元から聞こえ、ふと足元を見た
「きゃあああああああああ!」
そこには私の足首を持ち、うらめしそうに私を見上げる血まみれの彼らがいた