幕末ヴァンパイア




「…えっ?何?」

私は思わず聞き返した


「だーかーらぁー、



うちらで旅行に行こうって言ったの!」







「……」

私はつい、かをりの額に手を置き熱がないか確かめた


「ち、ちょっと!!」






……熱はなし…か





「異常なしか…」



「熱なんか…








ないわよっっ!!」



「本当に?!」




「本当よ!失礼ね!」






どうやら本当らしい


いつもやる気のなさそうな、
かをりがそんなことを言うなんて…とひそかに私は思った






「親はいいと言ってるのか?」




「「「ガッテンの承知の助!!」」」




三人揃って意味不明のこと言ってる

…やっぱりついにイカれたか






「………………」



ここは無視しようと私は決めた






「「「Σおい!」」」

なんか突っ込めよ!と三人がビシッと私に突っ込む

息ピッタリだ






「あぁ…ごめんww」


「とりあえず、
明日から三連休なんだから今日の夜7時に荷物もって私の家に集合!」


…半強制だ








「何か言った?」



「いえ、何も…」




























































もし、私がこの時…





三人を止めていたら…





















































未来は変わっていたかもしれない

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