条件恋愛



本も返したので、それでは、と帰ろうとしたが司書をしている、いとこの沙良ねぇに止められる。


お茶でも飲んで行きなよという沙良ねぇ。


さすがにダメだろうと断ったが、「もう卒業だからいいんじゃない?」という永山先生のお言葉に甘えて司書室に入った。


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