うらやましいの反対(?)

yuusuke。



――yuusuke。



「泉裕介さんはいりまーす」


「よろしくお願いします」





俺は小さい時に子役でデビューして
今はモデルを中心に仕事をしている


ちなみに現役の大学生。
3年になりあと1年で卒業だ。


「裕介おつかれーぃ」


「和也久しぶり」


和也はモデル仲間だ。


「裕介また身長でかくなった?」


「は?まじで(笑)」


「182センチだったから…お前185はあるな」


「まじで?やった♪」


「ずりぃー…俺なんか175。180欲しい。大学でもモテモテって…人生楽しいだろうな」

なに言ってんだこいつ


「普通に楽しいよ。そんなんどうでもいいけどさ、俺今日かわいい子に会ったんだわ。」


「え…まじで?可愛い?」


「可愛いよ…まじで」


「どう可愛いんだよ」


「とりあえずさぁ…俺自分で言うのもなんだけど芸能人だからバレないようにマスクしてたんだけどね?それ風邪と間違えて薬渡すとことか…」


「可愛いな……ほへー」


「席譲ってあげて、そのお礼とか丁寧に言ってたから降りる駅で降りれなかったとことかさ(笑)」


「うわっ…めっちゃいい子。」


「だろ…?やべーよな」


「名前は?」


「………聞くの忘れた」


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