うらやましいの反対(?)
kasumi。
――kasumi。
「華純ー…顔赤くない?」
昼休み。
なんだか体がだるい。
「なんか体ボワーってする」
「いつから?熱あんじゃないの?」
「へぇ?無いって!」
「…って言って小学校のころから熱出してきたでしょ」
「よく覚えてるね…」
「もーいいから保健室行ってくれば?」
「行ってくれば?って由梨ついてきてくれないの?…」
「あと3分で午後の授業始まるし。」
「………………まだどこに保健室あるか分かんない」
「歩いてたら着くでしょ。早く行って」
「…はい。」
私はふらつく体を起こし保健室に急いだ。