青空の恋
長くて、近い中学校までの道のりを

ゆっくり歩いた。

桜が、ハラハラと散り中学校までの

みちのりを、優しく迎えてくれた。

クラスが公開され、自分のクラスへと

向かった。

教室へはいると、親友の梨華が

「おはよー!一緒のクラスじゃん」

と、声をかけてくれた。


梨華は、4年連続一緒のクラスで

すごく、仲が良い友達だった。

私は、「おはー、よかったよ友達いなかったから」

と、二人であいさつを交わし

私は、自分の椅子にすわりぼんやりと

教室を、見渡した。

ほんとうに、うまくやっていけるのだろうか。

友達ができるのだろうか。

裏切られるんじゃないか。

スキな人は、できるのか。

そんな不安を抱き

入学式に突入した。
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