Blood Lovers
□少年
「ひゃぁっ。」
間抜けな声はこともあろうか部長で言い出しっぺの杉崎のものだった。
「あ…風か…」
「部長!いい加減にして…って風?」
思わず怒った舞香だが近くの窓は開いていない事に気付き、その場に固まる。
「あ…あそこ、開いてます。私閉めてきますね。」
恐怖でしゃがみこんでいた咲良は立ち上がると数メートル離れた窓に駆け寄った。
「よいしょっと…せんぱーい。閉めておきましたから大丈夫ですよー」
間抜けな声はこともあろうか部長で言い出しっぺの杉崎のものだった。
「あ…風か…」
「部長!いい加減にして…って風?」
思わず怒った舞香だが近くの窓は開いていない事に気付き、その場に固まる。
「あ…あそこ、開いてます。私閉めてきますね。」
恐怖でしゃがみこんでいた咲良は立ち上がると数メートル離れた窓に駆け寄った。
「よいしょっと…せんぱーい。閉めておきましたから大丈夫ですよー」