好きだよ。
「ん?何か俺の顔に付いてる?」



そう不思議そうに聞いてきた。


「あ、ごめん。」


そう真っ赤になりながら答えた。


私たちは体育館の端にあるマットに座りながら話した。



いろんな話ができて楽しい時間を過ごした。



「あ、今日一緒に帰ろうよ。」



そう雅翔が言った。



それってデートってことだよね。



まだ好きって言ってないのに…。



今日、絶対に言おう。



そう心に決めた。
< 7 / 16 >

この作品をシェア

pagetop