隣の席のオオカミ!【完】
「砂糖派なの?」

「うん」

「和風にしたらいいんじゃない? やっぱり、卵焼きだし。あ、あと、砂糖派なんだから、他は塩っけの料理にすれば」

「そっか。ありがと、お母さん!」

「ふふ。美味しいって言わせてみたいものね?」

「うん」

さすが、お母さん!

頼りになるね。


結果、明日はお母さんのアドバイス通りのメニューにすることにした。


あの笑顔で、「おいしい!」って言ってほしい。

 ……よしっ、がんばろっと。
< 125 / 156 >

この作品をシェア

pagetop