隣の席のオオカミ!【完】
■第7話:(恋)敵
「葉山君、帰ろ?」
「おぅ」
私と葉山君がつき合いだして、1ヶ月になろうとしてる。
「……また、いやがるし」
「え?」
葉山君が窓から外を眺めて、ため息をついた。
私も窓から見ると、1人の男の子がいた。
金色のメッシュに、ピアス、着崩した学ランから見える赤いTシャツ。
まさに、不良って感じの人が校門前にいる。
「誰なの?」
その人から目を離して、葉山君に向く。
「中学ンとき、つるんでたヤツ。まあ、唯一の『仲間』ってヤツだ」
「へえ……。初耳」
「おぅ」
私と葉山君がつき合いだして、1ヶ月になろうとしてる。
「……また、いやがるし」
「え?」
葉山君が窓から外を眺めて、ため息をついた。
私も窓から見ると、1人の男の子がいた。
金色のメッシュに、ピアス、着崩した学ランから見える赤いTシャツ。
まさに、不良って感じの人が校門前にいる。
「誰なの?」
その人から目を離して、葉山君に向く。
「中学ンとき、つるんでたヤツ。まあ、唯一の『仲間』ってヤツだ」
「へえ……。初耳」