隣の席のオオカミ!【完】
無理やり振り向かされて、数人の男の子たちがいた。
え、葉山……?
──ってことはもしかして、不良……!?
「あ、あの、違います」
とりあえず、ウソはついてない。
「ウソつくなよ。俺たちの間じゃ、有名なんだから」
もー!
葉山君って、どんだけ敵がいるの~!?
「オイ、シカトしてんじゃねェぞ!」
私は塀に押しつけられる。
「葉山の女ってどーいうヤツかと思ったら、ただの女じゃねェか。……まぁ、この女をめちゃくちゃにされたら、アイツ、どんな顔すっかな?」
相手の顔が笑みで歪む。
どうしよう……。
このままじゃ……。
え、葉山……?
──ってことはもしかして、不良……!?
「あ、あの、違います」
とりあえず、ウソはついてない。
「ウソつくなよ。俺たちの間じゃ、有名なんだから」
もー!
葉山君って、どんだけ敵がいるの~!?
「オイ、シカトしてんじゃねェぞ!」
私は塀に押しつけられる。
「葉山の女ってどーいうヤツかと思ったら、ただの女じゃねェか。……まぁ、この女をめちゃくちゃにされたら、アイツ、どんな顔すっかな?」
相手の顔が笑みで歪む。
どうしよう……。
このままじゃ……。