隣の席のオオカミ!【完】
桐谷未央、高2になりました。
クラス替えの紙が昇降口に貼られてて、5組に自分の名前を見つけました。
クラスには友達の名前があって、安心しました。
……って、言いたいんですが。
問題があります。
クラスには、あの有名な不良君がいるんです。
あの、葉山裕典君の名前が……。
「おっはよー!」
「わっ! 有華!」
後ろから飛びついてきたのは、友達の酒井有華。
すっごく元気な人だ。
「ちょっと、有華ぁ。うるさいよ」
そして、もう1人が石川初音。
クールで、頭がいい。
クラス替えの紙が昇降口に貼られてて、5組に自分の名前を見つけました。
クラスには友達の名前があって、安心しました。
……って、言いたいんですが。
問題があります。
クラスには、あの有名な不良君がいるんです。
あの、葉山裕典君の名前が……。
「おっはよー!」
「わっ! 有華!」
後ろから飛びついてきたのは、友達の酒井有華。
すっごく元気な人だ。
「ちょっと、有華ぁ。うるさいよ」
そして、もう1人が石川初音。
クールで、頭がいい。