隣の席のオオカミ!【完】
思わず、反応してしまう。
あの男の子のように、気持ち悪いとか余計な気持ちはなくて。
葉山君に身をゆだねてしまいそうになる──。
「消せねェのがしゃくだけど、こんだけはしゃーねェ」
葉山君が色っぽい顔で、私を見下ろす。
その姿に、無意識に息を飲んだ。
「は、葉山君」
「ん?」
「守って、くれる?」
「オレの目が届く範囲ならな」
じゃあ、守ってもらおう……かな。
「その代わり、褒美はもらうかんな」
「え?」
「じゃあ、契約として」
葉山君は、また私の唇を奪った。
逆に、葉山君のほうが危険……かな?
あの男の子のように、気持ち悪いとか余計な気持ちはなくて。
葉山君に身をゆだねてしまいそうになる──。
「消せねェのがしゃくだけど、こんだけはしゃーねェ」
葉山君が色っぽい顔で、私を見下ろす。
その姿に、無意識に息を飲んだ。
「は、葉山君」
「ん?」
「守って、くれる?」
「オレの目が届く範囲ならな」
じゃあ、守ってもらおう……かな。
「その代わり、褒美はもらうかんな」
「え?」
「じゃあ、契約として」
葉山君は、また私の唇を奪った。
逆に、葉山君のほうが危険……かな?