家族☆ごっこ★
「キス…していい?」
光の言葉にうなずいた。
雪が落ちてきて顔を濡らす。
光の顔が近づいてきて 私は慌てて目を閉じた。
重なる唇
これが・・・・これがキスなんだ・・・・。
光は静かに唇を離して
私を抱きしめる。
「勇気出してよかった。
じゃないといつまでも言えなかった…。
先輩と輝紗貴に感謝しなきゃ。」
私たちは他人だけど
憧れの家族というものを手にして
それはそれは幸せな毎日だった。
だからこの幸せを壊さないためには
好きって気持ちを隠して暮らすしかないと思ってた。
光が私と同じに苦しんでいたことが嬉しかった。
「やばい…大野さん…怒ってるよ。」
光が時計を見て叫んだ。
「あ ほんとだ~~急がなきゃ!!!」
「お姫さま…お手を。」
光が手を差し伸べた。
私はその手をしっかりと握りしめる。
「走るぞ~~~~。」
光と手を繋いで 雪の中を走る。
嬉しくて幸せで…繋いだ手がポカポカと温かい。
この手は…ずっと私のもの……。
光の言葉にうなずいた。
雪が落ちてきて顔を濡らす。
光の顔が近づいてきて 私は慌てて目を閉じた。
重なる唇
これが・・・・これがキスなんだ・・・・。
光は静かに唇を離して
私を抱きしめる。
「勇気出してよかった。
じゃないといつまでも言えなかった…。
先輩と輝紗貴に感謝しなきゃ。」
私たちは他人だけど
憧れの家族というものを手にして
それはそれは幸せな毎日だった。
だからこの幸せを壊さないためには
好きって気持ちを隠して暮らすしかないと思ってた。
光が私と同じに苦しんでいたことが嬉しかった。
「やばい…大野さん…怒ってるよ。」
光が時計を見て叫んだ。
「あ ほんとだ~~急がなきゃ!!!」
「お姫さま…お手を。」
光が手を差し伸べた。
私はその手をしっかりと握りしめる。
「走るぞ~~~~。」
光と手を繋いで 雪の中を走る。
嬉しくて幸せで…繋いだ手がポカポカと温かい。
この手は…ずっと私のもの……。