家族☆ごっこ★
「今日 輝紗貴に会いに行ってくれるんだって?」

先輩に声をかけられた。

「はい。」

「あのさ・・・光とは……。」


先輩には堂々と言っていいんだよね。


「付き合ってます。」

「え・・・・。」


困惑してる先輩。


「どこに接点があった?」

「一緒に暮らしてます。」

「マジ?」


沈黙が続く・・・・・・。


「輝紗貴には…出る幕がないってことか。」

「ごめんなさい。私 光が大好きなんです。」

先輩は今まで見たことのないような顔をしていた。


「想像もしてなかったから……。」

「輝紗貴には私から話します。
私も光と輝紗貴が・・・・なんて想像超えてました。」


先輩が大きなため息をついた。


「輝紗貴を救えるのは 光だけなのに・・・。」



先輩は本当に輝紗貴を愛してるんだって思った。
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