家族☆ごっこ★
ドキドキ・・・・・

心臓の音って聞こえてないよね。


光が私の顔を見て笑っている。


「何?」慌ててる私、


「何で 笑ってんの?」


「可愛いから・・・・・。」


私は立ちあがった。
「ふ・・・・ふざけないでよ。全く・・・・。
そんな事言って私に家事をやらせるつもりなんでしょ?」

わざとにキカなく言ってみる。
だってそうしないと・・・バカにされちゃう。

その時だった。

「ふええ~~~~っ」信之介の泣き声

よかった…信之介サンキューね。



私は心底そう思った。

だってそうじゃないと 光にいいように
おもちゃにされちゃうんだもん。


光が立ちあがって信之介を抱き上げた。

「どうした?そばにいるって・・・・。」


信之介に接する姿はまるでパパのようだと思った。

「えっえっえっ・・・え~~ん~~。」


「悪い夢見たのかな。」

信之介の頬にキスをした。
一瞬私の中に・・・・信之介になりたい

そう思ってる自分を見つけた。


ヤバい・・・それって・・・・・
光に 恋してる?ってこと?


違うってば…そんなことない ない ない!!!
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