【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
チャイムとともに潤が彩音の家を訪れた・・・

「彩音…」

潤は入るなり、彩音を抱きしめた…

達也がいるのに…

「彩音…つらい思いさせてごめんな。

 もう二度とあんなこと言わないから…

 俺を嫌いにならないでくれよ。

 俺…彩音がいないとだめなんだ…」



『潤・・・』



「まったく…二人して同じこと言ってりゃ世話ねーよ。

 潤さん…これは高くつきますからね…

 じゃっ。俺の役目は終わったんで…

 アヤ…よかったな。おんなじ気持ちで…」


そういうと達也は帰って行った…
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