【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
私は潤に今日ここに来た理由をつたえた。

そして、潤のことを言わなかったことを言った。

『潤かっこいいから。
 私の彼氏って紹介したら、他の子が好きになったら嫌なんだもん。
 それに、同級生でも大人チックな子が多いから』

「ばかか。まったくそんなことかよ。心配した・・・
 俺のことまだ隠しておきたいのかと思ったぞ。

 彩音は俺の気持ちちゃんと届いてないのか?
 それなら、きちんと気持ちとともに体にも教え込まないといけないな。
 俺がどれくらい、お前を好きかってこと…」


そういうと、潤は私を抱きしめて、キスをする。

少し離れた所から、「きゃー…」とか女の人の声が聞こえたり、「潤さんかっこいい…」などと声が聞こえる…

それでも、私はどうでもよくなっていた。
潤のキスは気持ちいいから。

潤に会いたかったから・・・


少し経つと離れて…
「お前しかみてないから。心配すんな。
 だから、俺だけみてろ。いいな。」

潤は本当にやさしくて、泣きそうだ。。。
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