【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
私は車から降りた。

愛華の傍に行くと…

「アヤ…心配ないよ。みんな悪い人たちじゃないから。
 それに、二人のツレに何もしないから…」

どうやら、二人はここでは結構顔の知れた人らしい。




「和人さん・達也さん…今日潤さんくるみたいですよ」

「マジで…めずらしいな。あの人が来るなんて…」


どうやら、潤さんと呼ばれる人がここに来ることは珍しいらしい。


『和人…潤さんって?』


「ああ…潤さんはここの峠の№1。俺らのあこがれの人だよ」


私は、そんな人がいるんだぁーくらいに思っていた。



二人は、また車に乗り込み…


「ちょっと走ってくるから…愛華…アヤのこと頼むぞ」


そういって、駐車場から出て行った。
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