【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
合わさる時間
潤は私の結婚しようと言ってくれた…

うれしくて、うれしくて…言葉が出ない。

こんなにうれしい気持ちは初めて。

なんと言えば、ぴったりなのだろうか…

「はい」?「うれしい」?「結婚します」?…

どの言葉も今の私の気持ちを表現できない。



「彩音…返事は?
 急なこと言っているんだと分かってる…

 でも、俺、もう我慢できない。
 一日でもはなれているのがつらいんだ…

 俺、自分でも可笑しいと思う。
 こんなに女のことで頭がいっぱいになるなんてな。考えらんねーよ。
 
 でも、そんな俺…嫌いじゃないんだ。

 こんな俺じゃ…だめか?」



『わたし・・・車屋さんの奥さんになる!!
 潤の車も運転できるように頑張る。』



「彩音、それって答えだよな。俺の奥さんになってくれるんだよな」


『私も潤と離れている時間が苦しいの…
 少しでも長く一緒にいたい…』


「あやね・・・・・愛してる。」


潤はそう言いながら、私を抱きしめてくれた…

安心できる潤の胸に中に…
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