【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
両方の親から結婚のOKをもらって潤はご機嫌。


「なあ…これ…とりあえず、虫よけな…」


そういうと、潤は私の指に結構ごっつい感じの指輪をいれた。

潤の指をみると同じデザインの指輪がはまっていた。


「彩音には似合わないデザインだと思うんだけど…
 俺の女だって周りに分からせたいし・・・

 他の男からアプローチされんの嫌なんだ。

 彩音から他の男の匂いがしたら、俺…嫉妬するから・・・・」


そんなわけないのに…まったくこの人。

私の方がいつも実は心配しているのに・・・


でも、そんな言葉一つ一つが愛おしい。
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