【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
私は彼からもらった指輪をしている。

もちろん、仕事中もそのままで…

病院で、米田先生に会った。

「その指輪…なんか七瀬さんらしくないね…」

『そうですか?私らしいってのが分かりませんが…
 これは大切なものですから・・・』

「それって…あいつの趣味だろ。」

『フフフ…米田先生には分かっちゃうんですね。
 彼からもらったんです。』

「はぁー…あいつももっと七瀬さんをみてプレゼントしろよな。
 あいつの趣味もろ出てるし・・・
 今日、あいつのとこ寄っていくか…」


『そうですね。行ってあげてくださいね。』


米田先生は夜勤明けで、そのまま病院を後にした。
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