【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
由香ちゃんと楽しい時間が2時間くらい過ぎたこと・・・

見慣れたスーツ姿の人が・・・

「由香・・・もう遅い時間になったぞ。体にさわるから帰るぞ。
 彩音も由香を遅くまで連れ出すな。
 まったく・・・潤にちゃんとしつけてもらえ。」

「ちょっと・・・恭哉いい加減にしてくれる。彩音だって不安なこといっぱい抱えてんだよ。友達だし、とりあえず、義姉だし・・・
 相談くらいのってあげたいよ。

 恭哉といい潤さんといい・・・女心が分かってないんだから・・・」


「由香・・・そんな風に言うなよ。俺はただ、お前が心配なんだよ…

それに、アヤ・・・潤が何かしでかしたのか?まさか女か?」


『違うよ。潤やさしいし、そんなことないと思うよ。知らないけど』


「なんだよ。アヤ今日はなんかとげがあんな・・・」


「まっ、彩音頑張るのよ。バカな男どもに分からせてやんなきゃ。」


「おい。バカな男どもって俺も含まれんのか?」


「はいはい。帰るんでしょ・・・彩音も一緒に帰ろう。」



私たちは、兄のお迎えもあり、家に帰った。



家に帰ってからもいっぱい考えてちゃって・・・

急に、潤に会うのが怖くなってきた…

大好きなのに、会いたいのに、会いたくない・・・

すごく矛盾してる。今の私・・・
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