【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
「ばーか・・・恥ずかしがんなよ。俺が付けてほしかったんだし。
 彩音なら、なにされてもいいんだよ。

 付けられたのも初めてだけどな・・・」


うれしそうな潤の顔・・・それだけで、私の心はキュンってなる。


シャワーから出て、ソファーに座ると・・・

「今日・・・これからうち来いよ。
 俺の仕事仲間紹介するから・・・俺の女だってな。

 みんなからも早く紹介しろって言われてたしな・・・」

『みんな私の事しってるの?』

「ああ。顔はしらねーだろーけど・・・
 俺に女がいることは知ってる。どっかで、見たり来たりしたんだろ・・・」

私は、それだけで、うれしくなった・・・


そして、何を着て行こうかと悩んだ末・・・

ミニワンピを選んだ・・・


「彩音・・・却下。着替えてきて」

お気に入りの服なのに・・・似合わないのかな・・・


「彩音、それすっげぇーかわいいし、彩音らしいけど…
 ヤローばっかりの所に行くのに、そんなかわいい服着るな。
 彩音は何を着てもかわいいのに、さらにかわいくするアイテム付けるなよ。俺・・・妬ける・・・」


私は結局・・・ひざ丈のフレアースカートにブラウスを羽織ることにした・・・
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