君に愛を伝えて
2章
初カレ《栞》
――― 次の日
いつも通りに起きて朝食を食べ歯磨きをし、支度をして家を出ようと玄関を出たときそこに居たのは須藤くんだった
「須藤くん……??どうしたの……??」
「一緒に学校に行こうと思ってさ(笑)」
「えっ………」
「ねっ!!」
なんて言って須藤くんはあたしの手を握ってきた
手っ、手っ…
「どうした??間宮??」
「いや、そのこの手!!」
あたしは握られている須藤くんの手を離そうとしているとニヤリと笑ってきた