ANGEL CHAPPNESS





「なんなのよ、…今の態度」


静香さんがいなくなった後私の横で麻衣が眉間にシワを寄せる。



「有難う、麻衣が怒ってくれて」



「…愛理は悔しくないの?!…仮にも一国の王女があんな奴に侮辱されて」



「悔しいけど麻衣が怒ってくれたから……」


愛理が笑うと麻衣はため息をついた。



「……それよりもうご飯も食べたんだし私に勉強教えてよ、麻衣。」









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