ANGEL CHAPPNESS





「愛理は熱を出したんだ。……今点滴で熱の症状を抑えているがな。………お願いだ、無理しないでくれ。」


眉をしかめる陸を見て愛理は陸に心配をかけたことを再認識した。




「ごめんなさい。………でももう大丈夫だから。」



起きあがろうとする愛理に陸はベッドに押し倒した。


「今動いたら愛理は瞳の力を使いすぎて死んでしまう。」


……え!!?



今なんて?



今まで熱を出した時は何回もあったのに……




「ミカエルにある秘伝の薬がないと…愛理は治らない。」



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