ANGEL CHAPPNESS




陸は再度愛理を見つめ ちょっと待っててろと言い去って行った。



…いつもの陸じゃない




立ち去った陸の方を見つめる。


少し目を細めるとそこにはミカエルの瞳が佇んでいた。



『主、私が力を使い過ぎてしまい申し訳ありませんでした。私は……私は』



うなだれるミカエルを愛理はふっと笑った。
< 41 / 42 >

この作品をシェア

pagetop