イメージチェンジ

―海斗Side―

華恋ちゃんと別れた後すぐに隠れていたつもりの和音たちが出てきた。

「海斗やるぅー。」

和音の奴はニヤケ顔で俺を完全に馬鹿にしている。

とりあえず首を絞める。

「ちょ、海斗ギブ。ギブ。ごめん。俺が悪かったって。」

「分かればよろしい。」

「海斗よく頑張った。父さんは感動した。」

雷は泣きまねをした。

「いつから俺の父親になったんだよ。」

軽く突っ込むと今度は清矢が

「何言ってるの。海斗。私はあなたをそんな子に育てた覚えはありません。」

「育てられた覚えもねえよ。」

そんなやり取りをやった後みんなで顔を見合わせて笑った。



―海斗Side END―