イメージチェンジ
1時間後私は別人になっていた。

いつも三つ編みをしていたボサボサの髪は腰まであるミルクティー色のサラサラの髪になっていた。


「目をつぶって下さい。」
店員さんにそう言われて目をつぶる。


何をされているか分からないけどなんだかくすぶったい。


「いいですよ」

私は目を開けて驚いた。

剃ったことのない眉毛は綺麗に剃られ、短かったまつ毛は長くなりくるんと上にカールしていた。

ほっぺと唇はきれいなピンク色だった。

「お人形さんみたい」

私は本気でそう思った。




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