イメージチェンジ

ギュッ

そんなことを考えていると突然後ろから抱き着かれた。

「きゃっ!!」

「お前ら人の女をジロジロ見んじゃねえよ。」

「えっ、あの海斗?朝からどうしたの?」

「別に。それよりおはようのキスはしてくれねえの?」

「へっ?何で?こんなとこじゃ恥ずかしいよ。」

「ふーん。じゃあ人がいないところならしてくれるんだ?」

「そういうことじゃなくて……………ン………か……いと……ヤ……ン」

苦しい。息できない。
これがキス?


30秒くらいたってやっと海斗は止めてくれた。

私は肩で息をしているのに海斗は余裕の表情。

「お前、そんなエロい声出せるんだな。」

口の端を舐めて挑発してくる。

「え、エロくなんかないもん。」

「へぇ。じゃあ確かめてやる。」

「……ン……」

またキスされる。




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