イメージチェンジ
「華恋は何したいの?」


「私はクレープ屋さんとかかな?」

「オッケー。」

「ん?何が?」

「いいから、いいから。」

「はい。」

何がいいのかよく分からないけど美鈴は手を元気よく挙げる。


「西條美鈴さん。なんですか?」

「私はクレープ屋さんがいいと思います。」

「クレープか。いいかも。」

「面白そうだし。」

「じゃあ、店員の制服はメイド服な!!」

「うーん。まぁそれならメイド服でもいいか。」

「では、クレープ屋で決定でいいですか?」


「「いいでーす」」


な、何かクレープ屋さんで決定になっちゃった。

それよりメイド服着ることになってるし……。


「いぇい。」

美鈴はこっちを見てウインクしてきた。

可愛いなぁ。

私は「ありがと」と返事をした。



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