イメージチェンジ
文化祭まで後20日。


どのクラスも大分お店の準備が出来てきた。
私達のクラスも接客用のメイド服が完成した。



今日は学校中がなんだかソワソワしていた。

「今日何かあったっけ?」

「えっ!?もしかして、華恋知らないの?」

「何が?」

「本当に?信じられない。」

よく分からないけど、美鈴とりまが驚いてる。

「今日はミスコンとミスターコンの出場者校内オーディションの合格者発表の日だよ。」

「へぇー。そうなんだ。」

「華恋何でそんなに他人事なの?」

「えっ、だって私応募してないから。」

「校内オーディションはこの学園にいる人なら自動的にエントリーされちゃうんだよ。」

「そういうこと。だから、華恋も選ばれる可能性があるの。」

美鈴とりまが力説する。

「私が選ばれるなんてないから。」

「まだ分かんないよ。私は華恋選ばれてると思うけどな。」

「私も思う。すごく可愛くなったし。」

「そんなことないよ。」


「「そんなことある!!」」

「は、はい。」

力強い二人の勢いに負けて「はい。」なんて言っちゃった(;´Д`)


< 70 / 124 >

この作品をシェア

pagetop