イメージチェンジ

「僕どうしたの?迷子?」

りまが透かさず駆け付けて男の子に話し掛ける。

「ふぇっ。ママとパパ居なくなっちゃったの。」

す、すごい。泣き止まなかった男の子がすぐに泣き止んだ。

「僕お名前は?」

「ヤマト。城谷ヤマト。」

「ヤマト君か。カッコイイ名前だね。」

「うん。」

ヤマト君はニッコーって効果音が聞こえてきそうなくらい満面の笑顔で頷いた。



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