年下男子にご用心!?
「はっきり言って、私嫌なんだけど」

「千佳、そこを頼むよ~、大雅もお前になついてたし、俺んちからお前んちも近いし」

「まぁ、確かにそうだけど・・・」


ただ、お互いに仕事が忙しくて会わなかっただけでお互いのマンションの距離は本当に近い。
2つ棟が違うってだけ。

大輝のマンションの方がランクにするとAで、私の方はC。

いい部屋住めて羨ましいわ。


「誰か他に居ないの?」

「居ねぇから頼んでんだろ!俺も、大学出てから会ってねぇけど、相変わらずみてぇだし・・・。大雅を任せられるのも、付いていけるのも千佳しか居ねぇよ~」


そうガクッとうなだれた大輝の頭を思わず撫でてしまう。


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