年下男子にご用心!?
「大輝、分かったよ。大雅の世話って、何すればいいの?」

「マジっ!?頼めるか!とりあえず、朝と晩のメシの用意と、家事を教えてやってほしんだ。大雅のヤツ、全く家事ダメみたいで」


・・・・・・・家事がダメだから教えろ??

パッと明るい笑顔の大輝と反対に眉間にシワを寄せてしまう。


「ねぇ・・・、出張長いの?期間ってどのくらい?」

「あぁ、言ってなかったな。3ヶ月」

「さ、3ヶ月!?」


サラッと言い放たれた言葉に目を丸くする。


「ま、とりあえず?」

「とりあえずって何よ!」

「延びる可能性がある。いや、間違いなく延びる!」

「そんなっ!」


自信満々に言う大輝に思わずテーブルを叩いてしまった。


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