年下男子にご用心!?
何よそれ・・・3ヶ月も?
いや、それ以上ってなると・・・。


「それは、さすがにあり得ないわよ」

「でも千佳、いいって言ったよな?」

「そう、だけど・・・」


形勢逆転とばかりに、頬杖をした大輝をチラッと見る。


「だって、家事が全くって・・・昔の大輝と一緒じゃん!」

「だから言ってる。俺を、ヨメいらずにしたのは、どこのどいつだ」

「ヨメいらずにした覚えはないわ!」


また思わずテーブルを叩いてしまう。

大輝の両親がアメリカに行ってから高校入学までの1年間、大輝は私の実家に同居していた。その間に、全ての家事を教えたのがこの私。

だからって彼女が出来ないのをまるで私のせいみたいにしないでほしい。


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