年下男子にご用心!?
「ぅぐっ・・・!」

「千佳ちゃん千佳ちゃんっ!!!!」


・・・・・・変わってねぇ・・・変わってないよ。

背が前より高くなっただけで、声が前より低くなっただけで、なんっにも変わってねぇ!!!!!!

それよりも!

飛び付いてきて、抱き締められて、ピョンピョン跳ねられてる、私って一体・・・。


「たっ、大雅っ・・・!」

「千佳ちゃんっ!綺麗だね、美人になった!」


え、ホッペにチュぅぅ!?!?!?

まぁまぁ・・・アメリカ帰りだからね。


「千佳ちゃん、久しぶりだねぇ~」

「そ、そうだね・・・!大雅も大きくなって・・・」

「当たり前だよっ!10年だよ?」


こっちはもう・・・パワー負け寸前なのに、大雅はニッコニコ笑っている。

それよりも・・・

腰に回ったままの手は、いつ離してくれるんだ??


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