年下男子にご用心!?
「大雅ダメっっ!!!!!!」


まさかと思って流しに目を向けてみたら、頼んだレタスを洗剤で洗う瞬間だった。

大雅が、その私の大声にビックリしたのが、ビクッと身体の反応で分かる。


「大っ・・!」


はっ・・・!!!!!!

謝って事情を説明するのに大雅を見たら、目がウルウルしていた。

これはヤバいっ!!!!!!


「た、大雅・・・?」

「ち・・千佳じゃん、ご、ごみん・・・う~ぅぅ・・」


あぁぁっ!!!!泣き出しちゃったよ!


「大雅っ・・!!大雅?大声出してごめんね?レタスはね、水で洗えば十分なの・・・」


大雅の頭を撫でながら謝る。


「先に言えばよかったね・・・ごめんね?」

「う~ぅうぅっ・・」


声を出しながら泣き、頷きながら、そうなのか、と納得しているようだ。


・・・・・・何か、ドッと疲れが。


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