年下男子にご用心!?

子猫のお世話

「あ、おはよう大雅!」

「千佳ちゃんっ、おはよう!」


預った鍵でドアを開け、玄関に入ると、リビングから大雅が足早に出てきた。そして、その勢いのまま私に抱きついてくる。

もう、1週間も続いてる事だしすっかり慣れた。


「昨日、兄貴から電話きたんだ~」

「よかったね!元気そうだった?」

「うんっ!そうだったよ!」


大輝が出張に出てから今日で1週間。

出張当日の朝は、鼻水を垂らして泣いていた大雅だけど、ニコニコ笑っている。


「大雅、もう離れてね?」

「あ、ごめん千佳ちゃん」


いくら慣れたとはいえ、言わないと腰に手が、回ったままだけど。


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