年下男子にご用心!?
「あ、千佳ちゃん!昨日のカレー食べたよ!」

「えっ!?!?」

「今日も美味しかった~」


・・・・・・・マ、マジで?

ニコーと笑顔を向ける大雅に、がく然としてしまう。

大雅はスラッとしてるのに大食いで、昨日のカレーも多めに作っておいたのに・・・。

カレーコロッケ作りおきプランが、見事崩れてしまった。


「・・・・そう。じゃ、もう冷凍したご飯は?」

「あと1個っ!」


・・・・・・やっぱり食ってるな。

一昨日、多めに炊いて冷凍したのに・・・。


「分かったわ。じゃ、また夜ね。そろそろ行くわ」


米をとぐ、水を入れる、そして、炊飯器のスイッチを押す。

今日の夜、教えようと固く決意し、大雅に手を振って職場に向かった。


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