年下男子にご用心!?
「小林さん電話だけど・・・」


小林とは私の事だ。
職場の同僚に声を掛けられ、顔を上げる。

電話なんて珍しい・・・何だろうか・・・。


「出荷元からですか?」

「いや、男の人でー何か、泣いてるみたいだったけど・・・」

「え、泣いてる!?」


大雅だ!!!!!!!!

不思議そうな表情を浮かべたまま頷いた同僚に頭を下げ、小走りでバッグヤードに入り、電話を取る。


「大雅っ、どうしたの!?」

「ち、千佳じゃん・・グスッ・・・ご、ごみん」

「いいから!何かあったの・・・?」


なるべく優しく聞いてみる。


「レ、レンジが・・・ばぐはじゅじだっ」

「え、爆発っ!?」


レンジが爆発っ!?!?!?


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