年下男子にご用心!?
「うぅ・・・レンジがじだっ」


レンジが爆発したって・・・待て待て。

電話口から大雅のすすり泣く声が聞こえてくるけど、まず自分が落ち着くために、一息吐く。


・・・・まず、あり得ない。

もしそうだったら、大雅はもう死んでいる。


「大雅?レンジに何を入れたの?」

「グスッ・・・ゆ、ゆでだまご・・・だ、だべ、だぐでぇ・・・グスッ」


ゆ、ゆで卵っ!?!?卵??

・・・・し、知らなかったのか・・・。

思わずガクッと頭を下げてしまう。
けど、状況は理解したので声を掛けた。


「大雅?分かったよ。でも、一度切るね?すぐかけ直すからね?」


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