年下男子にご用心!?
上半身は裸、下半身は腰にバスタオルだけ。

少しパーマが掛かったふわふわ猫っ毛の髪の毛は、綺麗にまとまって後ろへ流れている。


「うん・・・千佳ちゃん、少しでも意識しちゃう?」


表情に出てるのか、大雅がイタズラな微笑みを浮かべて聞いてきた。


「・・・まぁ・・・」

「まぁ、何・・?」


な、何で近付いて来る?

返事を促すように首を傾げ近付いて来た大雅に、思わず後ろへ下がってしまう。


「・・・大雅」

「千佳ちゃん・・・何?」


何、この目・・・。


男だ。

男の目を、私に向けている。

・・・色気も漂わせて、私を・・・見ている。


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