年下男子にご用心!?
「大雅~気にしなくてもいいよ?お店もヒマだったんだし」


丸くなってる背中を撫でながら言う。


「・・・それも、そうだけど・・・」

「ぅわっ!」


急に向いた大雅に手首を掴まれた。


「千佳ちゃん、俺を嫌いにならないで・・・」

「た、大雅・・・」


どうしたっていうの?

ギュッと手首に力を込められて、ただただ真剣に、見つめられて言われる。

でも答えは、決まってる。

大雅がどうしてここまで、不安になるのか分からないけど・・・。


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