年下男子にご用心!?
トイレから戻った後、着替えられたら着替える様に言ったけど、どうだろ・・・。

そろそろお粥も出来るし、食べてもらいたい。
大雅の部屋をノックして中に入る。


「あ、着替えたのね」

「・・・・うん」


丁度、布団に入った所だった。


「大雅、ここでもいいからお粥食べれる?薬、飲まなきゃならなし」

「・・・・・食べたくない」

「でもそれじゃ良くならないよ?」

「・・・・・今、何時?」


突然の質問にビックリしたけれど、テレビ下のレコーダーに目を向ける。


「もうすぐ10時半ね」

「・・・・・千佳ちゃん帰っちゃうの?」


熱がある中、ウルウルした瞳で見つめてくる大雅。


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