年下男子にご用心！？

「はい、大雅」

「･･･････」


レンゲですくって目の前に出したお粥を、ジッと見つめる大雅。

やっぱり食べたくないんだろうか･･･。

それとも、これが嫌とか？


「大雅、食べたくない？まず一口、自分で食べれるなら･･･」


あ、食べた･･･。
大雅が、お粥を口に入れてゆっくり食べる。

ジッとその光景を見てたら、大雅がチラッと私を見てすぐレンゲに視線を戻した。

それに促された様に、お粥をすくって大雅の口元に運ぶと、また食べる。


「まだ食べれる？」


まだお粥をゆっくり食べてる大雅に聞くと、小さく頷いた。


あれ？

そこで気付く。