年下男子にご用心!?
さっきより顔が赤いような・・・。

熱が上がってきたとか?


・・・・・いや、え?もしかして・・・


そう思った矢先、大雅がまたチラッと私を見て、すぐレンゲに視線を戻した。

て、照れてる・・・恥ずかしんだ・・・。

そう分かると、こっちまで何だか恥ずかしくなってくる・・・。


と、今度は、ジッと私を見つめて急に目を逸らした。

絶対照れてるっ!!!!!!!!

これは明らかだ。
でも、お粥をあげないと・・・


「は、はい、大雅・・・」


声が少し、震えてしまった・・・。

それに、どんどん顔が熱くなってくる・・・。

でもまたゆっくり食べる間、チラッと見てレンゲに戻す大雅に、繰り返しお粥をあげ続けた。


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