年下男子にご用心!?
「・・・・・あ゛~!」


今日は本当にビールが旨いっ!

思わずドンっと勢いよく、缶ビールをソファー前のテーブルに置いてしまう。

昨日、マンション前に来てた誠司に直接言ったのが効いたのか、今日は電話がない時間が続いている。

ここまで、楽とはね・・・。

少なからず精神的にも、参っていたのだろう。

ただでさえ、昨日までの間に何度も携帯を見るクセが付いてしまった。

きっと・・・効いたというか、ただ単に女性が切れていただけだと思うけど。


「う~ん!」


ソファーの上で手を上げて伸びをする。

部屋の時計は午後10時半。

もう、ベッドに行こうとソファーから立ち上がったその時・・・

ピンポーンと来客を知らせるチャイムが鳴った。


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